どんなお弁当にしようかな?

青空食堂では、まず朝の活動として、

挨拶、出席取り、詩の朗読と体操があります。

食堂が始まって、数ヶ月、みんなスムーズに活動できるようになっています。


今月の詩は、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」です。

古い詩ではありますが、いつ読んでも前向きになれる、素敵な詩ですよね。

読めない漢字ももちろんありますが、みんな先生の朗読をよ〜く聞きながら詩によみがなを振っていました。来週までにおうちでしっかり練習してください^^


今日はお弁当についての調べ学習。

今週から、今学期の最大イベント、お弁当作りの計画を始めました。

そもそも、お弁当ってどんなもの?

おにぎりが入っていたり、たまご焼きやたこさんウィンナーとか入っていたりするね・・・。

唐揚げとか入っていると嬉しいよね・・。


まずはお弁当についていろいろ研究してみることにしました。

学期の最終日、21日にお弁当を作ってピクニックに行きますよ〜!(お天道さまよろしく!)


まずはお弁当の中に何が入っているのか、

どんな色が使われているのか、写真を見ながらバディーで調べます。

みんなに発表してもうらうと、ほとんどのお弁当が、二品以上のおかずが入っていて、6色以上使われている、ということが分かりました。

みんなの好きなものでいっぱいになった弁当箱はとっても素敵で美味しいだろうだけど、見た目も栄養のバランスも取れているお弁当がやっぱり食べたいですよね。茶目っ気があれば尚よろしい!

その後は、今日のメニュー「ごはんおせんべい」です!

今回もお菓子名人綾子さんにご指導頂きなから、パリパリのおせんべい作りに挑戦しました。

まずは、ご飯をつぶす作業からです。めん棒を使って、お米がべちょべちょになるまでどんど潰しますが、この作業が予想外に大変でした・・。

潰れない!水をあげてもなかなか潰れない!オーストラリアのお米強し!です。

それでも、子どもたちは(お母さんたちも)潰れないお米と格闘しながら、根気づよく潰し続けてくれました。7割潰れたあたりで、青のりを投入。その後、潰したお米を大さじ手に取り、形を整えて潰します。綾子先生のお手本を見ていると丸めるのも、ゴマを付けるのも、わりと簡単そうでしたが、

いざ自分がやってみると・・・手がべっとべと。

米だけならまだしも、ゴマの扱いにも悪戦苦闘。手がモンスター状態。

ごま油を敷いたトレーに薄くのばしたおせんべいを並べて、ハケで味をつけてあげます。(今回はさとう醤油です。)そのまま、オーブンに入れて表面がこんがりきつね色になるまで焼きます。

お味は・・醤油とゴマがきいてて美味しい!!

パリッパリとまではいきませんでしたが、ゴマの香ばしさと焼きたてのおせんべいはこの季節にぴったりです。みんなもう一枚、もう一枚、とたくさん食べていました。

綾子さん、いつも美味しい簡単アイデア料理、ありがとうございます。


美味しいものを食べようと思うと、一苦労いりますね。

自分で作ってみて初めて、頂くことに感謝できます、そういうことも子どもたちは体感してくれていると思います。


焼き上がるまでの間は外では、お弁当作りの計画をしました。主食・主菜・副菜、いろんな難しい言葉を習いましたが、絵をみながらそれぞれの比率まで考えることができましたよ。

主食:主菜:副菜=3:1:1。(英語では何て言うんでしょうか・・。。)

どんなおかずを入れたいか、どんな色合いにしたいか、子どもたちそれぞれで献立を考えました。

副菜の中でも、揚げ物のアイデアが多かったですね、中にはおにぎりの形や卵の焼き方までこだわっている子もいました。

夢いっぱいのみんなの手作り弁当箱、楽しみです!

来週はお芋のスープです。